佼成かみしめ

佼成10月号 心も体も傷つける「怒り」
 皆さんは、どの様なときに「怒り」の感情が湧きますか?受け入れられないこと、以前あったことを思い出して怒りになることもあります。怒りは、自然な感情なので「怒り」自体を無くすことはできません。大切なのは、「怒りの正体」や「原因」を理解して、自分や人に悪影響を与えない形で怒りを処理することです。...
佼成9月号「欲ばりは煩いのもと」
仏教では、「貪瞋痴」を三毒といい、こうした煩悩が嫉妬や憎しみや不和を招いて自分を苦しめるといわれます。「貪欲」は、必要以上に貪り満足を知らない心です。

佼成7月号 身心を養う「食」とは
仏教では、ほどほどの量の食事を感謝とともにいただくことを大切にしています。皆さまは、「食前感謝のことば」を唱えていらっしゃいますか?「仏さま、自然の恵み、多くの人に感謝していただきます」を真心込めて唱和させていただきましょう。
佼成6月号「季節の風物に心を寄せて」
「地球の美しさと神秘をかんじとれる人は、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとにであったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たなよろこびへ通ずる小道を見つけだすことができると信じます。

佼成5月号「自分を思いやる」
「心が傷つきやすい時代」  インターネットの世界で、匿名投稿によって人格を否定され、自死にまで追いこまれた事件もあり、SNSの運営体制が見直されています。また一方では、幼児虐待の報道や、人を苦しめるイジメやハラスメントにまつわる問題も減ることはなく、それらが被害者一人ひとりの心に多くの傷を残します。間接、直接問わず、心が傷つけられやすい時代、私たちは、どのように生きていったらよいのでしょうか。
佼成4月号「朝が大事」
 皆さまは、日々感謝で目覚めていらっしゃいますか?  み教えのお陰様で、日々目覚めることも当たり前ではなく有り難いことと感謝の気持ちをもたれる会員さんも多いと思います。私は、以前は目覚まし時計が鳴り、アドレナリンが身体を駆け巡り目覚める。頭に浮かぶのは、その日の予定ややるべき事等、ストレスに感じることばかりでした。...